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ボクシングは、漫画『あしたのジョー』の影響もあって、具志堅用高とガッツ石松の試合を夢中になって観ていた。あ、だから大人になってから、ちゃんと観た最近のスポーツ中継って、亀田興毅VS内藤大助戦だったかもしれない。俺らの世代の男は、みんなそうだと思うんだけど、自分なりのボクシング観みたいなものがあって。まったくの素人のくせに「もっとボディを打てよ!」とか熱くなれるから、ボクシングの試合は、今でもまぁまぁ楽しめる。

で、子どもの時に、一番夢中になったスポーツ選手は誰かと言えば、なんといってもプロ野球の王貞治。もうね、圧倒的に好きだった。サインボール、プロ野球カード、でっかいポスター。王さん関連のグッズが、部屋中にあふれかえっていたからね。とくに夢中になって観戦していたのが、ベーブ・ルースの本塁打記録「714」に迫った時。714号に並んだ時も715号で抜いた時も大興奮だった。それと同じノリで、ハンク・アーロンの当時の世界記録、755号の前後もお祭り騒ぎ。当時、小学生だった俺には、日本のプロ野球選手が世界記録を作るだなんて、漫画以上のすごい出来事だった

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文:唐澤和也
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