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自分のキャラクターには無自覚だけど、キャリアを重ねることで、世間が認めてくれるようになった部分はあると思う。仮に俺が「毒舌キャラ」と呼ばれているとして、若手の頃は「生意気なやつだ」と言われることも少なくなかった。それこそ、たけしさんが言うのは許せるけど、太田の発言は許せんっていうね。でも、若手の頃と言ってることは変わってないのに、爆笑問題を20年以上続けてくると、許されたり笑ってもらえたりすることが増えた。やっぱり、世間からしてみれば「知名度」や「キャリア」というのは大切なんだなって思う

キャラクターという言葉ではあまりピンとこないので、「個性」というテーマで話すなら、みんな「どうやったら個性的になれるのか?」って悩みすぎだと思う。俺は、NHKの番組で学生と話す機会が多いんだけど、彼らの多くがその点について悩んでいるから。たしかに、俺が10代の頃にもその手の風潮は強かった。昔、NHKの番組で外国人の弁論大会みたいなのをやってたんだけど、外国人がみな一様に言うわけね。

「ナゼナンデショウ? ドウシテナンデショウ? ニホンジンハナゼ嫌ナトキニ嫌トイワナインデショ?」

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文:唐澤和也
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