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最近の若手芸人の言語センスは、みんなめちゃくちゃいいと思う。たとえば、タカアンドトシとかサンドウィッチマンとかね。彼らの漫才を見ていると、「その場面ではそれしかない!」ってツッコミだったり、ボケだったりの言葉を選択しているのがすごいなぁって。

個日本人の国民性と言葉数の多い少ないってどうなんだろうね。俺は英語や外国語を知らないからなんとも言えないけど、アメリカの映画を観る限り、日本よりも圧倒的に言葉数が少ないと感じる。その裏には、役者にセリフで感情を言わせる代わりに演技でそれを表現できているという側面がある。アメリカの優れた俳優は、演技力が圧倒的に日本人よりも優れているから、結果として、言葉数が減るのかもしれない。逆に、日本映画の多くは、感情も言葉ですべて表現したがる傾向があるから、演技面での表現力不足に陥るっていうジレンマがあるように思う。あと、言葉じゃなくて、音ね。アメリカ人って拒否を意味する感情を「ブーッ!」つったりして音で表現したりするじゃない? 音一発で感情がすぐに伝わる。あれは日本人にはない、言葉数を減らす表現だとは思けど、じゃあそれが、豊かな表現方法かどうかはなんとも言えないけど。

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文:唐澤和也
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