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恋愛戯曲 私と恋におちてください。

深田恭子インタビュー

深田恭子
はじめて脚本を読んだときの印象からお聞かせ下さい。
私の手元に台本が来るまでに、脚本家の方やプロデューサーの方が大変な苦労をしているんだな、この1冊にこんなに思いがいっぱいつまっているんだなとびっくりしましたね。私が(脚本が完成するまでの過程を)知らないわけですから、観ていただける方にももっと楽しんでいただけるんじゃないかなと思いました。

谷山真由美のキャラクターについてはどのように捉えましたか?
脚本家ってすごくたくさんの人に囲まれているようで、ひとりですべての世界を作り上げていく大変なお仕事だなと思いました。だから周りの人にあたってしまったり、自分の感情をコントロールできなくこともあるんじゃないかなと。

真由美はプライドを持って自分の仕事に向き合っている女性ですよね。仕事をする上で深田さんが一番大事にされていることは何ですか?
谷山さんのように人にあたったり、大声を張り上げたりとか、イライラしないことですね。一回発散しちゃうと我慢できなくなってしまうんじゃないかと思うんです。谷山さんはそれが積み重なってしまったのかなと思って。それと、もうひと山乗り越えれば穏やかになれるのかなと感じました。私の場合はなるべく穏やかにいることは心がけています。

人気脚本家、地味な主婦、セレブ作家というまったくタイプの異なる女性を演じ分ける上で苦労した点は何ですか?
一番苦労したのは読み合わせの日でしたね。撮影は何日にもわけて、「今日は第何階層の撮影」という感じで別の日に撮るので気持ち的にもまったく問題はなかったのですが、読み合わせだと何の間もなく次の階層にいってしまうので、台本を見ていてわからなくなったり、声のトーンをいきなり変えたりというのが大変でした。実際に撮影に入ってからはまったく違う役として、同じ話のなかというよりは、別のものとして演じていました。

椎名さんと共演した印象をお聞かせ下さい。
すごく不思議な空気を持った方で、撮影が進むにつれてお話できるようになって、まだよくわからないのですが、とにかく不思議な方ですね。

鴻上監督の演出はいかがでしたか?
モニターの前で、お芝居している俳優と一緒の気持ちになって、一緒にお芝居しながら監督をしている方だなという印象を受けました。私が演じている感情のトーンによって「カット」の声も変わってくるんです。同じ気持ちでいて下さる監督さんで、テンションを一緒にもっていってくださる方です。

ヘコんだときの回復法はありますか?
聞こえはよくないのですが、最初からすべてにあきらめていて、希望を持っていないんです。期待をしないゼロの状態からだとほんの少しのことでもすごくうれしく感じたり、こんな風に接してもらえたとか、なんでもプラスに捉えられます。

好きなセリフや好きなシーンなどをおしえてください。
ドレスを着た第3階層はやりやすかったし、好きですね。自分を解き放てるというか、コメディが好きなので。谷山さんが難しかったですね、日常のお芝居は正解がないので。自分が見て第3階層の自分が楽しそうだし、堂々としていましたね。

最後にひとことメッセージをお願いします。
この映画を通してお仕事を頑張る女性だったり、恋に臆病になっている人たちに力をわけてあげられたらいいなと思います。お仕事の壁はみなさんあると思いますし、乗り越えなきゃいけないものですよね。悩んでいるのは自分だけじゃない、こんなに頑張っている人もいるんだと思ったり、日常生活がこんな悲しい人もいるんだ、自分のほうが幸せだと思えるシーンもあります。いろんなお話が出てくるので、どれかしら共感できる部分があると思いますので、いろんな気持ちでこの映画を観ていただけたらと思います。

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